「ひとり旅って寂しくないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
私もひとりで旅行をしたり、ご飯を食べに行ったりが恥ずかしい・寂しいと感じていたうちの1人でした。
しかしひとりだからこそできること、というのもたくさんあります。
自分の好きなところに好きな時間に旅行に行くこともその1つなのです。
そして今回は、ひとり旅でおすすめの九州7県それぞれの観光スポットを一挙ご紹介します。
目次
【福岡】のおすすめスポット
「福岡県」の観光といえば、想像するのは華やかな天神中洲や博多ですよね。
そんな観光地がたくさんある福岡でも、今回は「太宰府天満宮」をご紹介します。
学問・仕事運・厄除けの神様を祀っている太宰府天満宮は、神聖な場所でありながら、参道のおしゃれなカフェや食べ歩きもできます。
そのため福岡の観光スポットとして外せない場所なのです。
食べ歩きできる太宰府の名物といえば、やはり「梅ヶ枝餅」です。
梅という文字はありますが、梅の味がするお餅ではありません。
焼き餅の中にあんこが入ったものを「梅ヶ枝餅」と言います。
1つ約100円で購入でき、食べ歩きしやすいサイズ感も魅力的です。
太宰府天満宮はもちろん境内もとても美しくおすすめです。
境内には多くの梅があり、毎年2月中旬から3月上旬にかけてとても綺麗に見ごろを迎えます。
参拝をしたあとにおみくじを引き、梅の木を眺めながら梅ヶ枝餅をいただくというここだけで完結できるような観光スポットです。
【佐賀】のおすすめスポット
佐賀県といえば、イカ。
イカといえば、呼子町。
呼子町といえば、日本三大朝市の呼子朝市です。
佐賀県の呼子町で毎日開かれている朝市は、大正時代から続く伝統的な朝市です。
元日以外は毎日朝7:30〜12:00まで開かれています。
平日しか旅行に行けないという人も朝早くから充実した観光を楽しめますね。
また約200メートル続く通り沿いに約50軒もの露店が並んでおり、時間いっぱいじっくり見て回ることができます。
元気なおばあちゃんたちの笑顔や活気ある声で溢れています。
昔ながらの朝市ならではでその場で試食のお声がかかったり、値段交渉もしてもらえたりするかもしれませんよ。
ぜひ「ちょっと安くならないかな〜」なんておねだりしてみてください。
新鮮な海産物や野菜・果物・お花など、様々なお店が並ぶ活気ある朝市にぜひ足を運んでみてください。
【大分】のおすすめスポット
↑血の池地獄↑
観光には「休憩」もつきものですよね。
そこでご紹介するのが、大分県の温泉です。
大分県は日本一の「おんせん県」と呼ばれているほどなんです。
今回はたくさんある温泉地のなかでも「別府温泉」をご紹介します。
別府温泉をご紹介するのは、「地獄めぐり」を楽しむことができるからです。
地獄という言葉からちょっと怖そうなところなのかと想像しますよね。
しかしそんなことはありません。
地獄とは地底200~300mからの噴き出る熱湯・噴気・熱泥のことを指しています。
現時点で別府市だけで7ヶ所の地獄が点在していて、それらを周遊するコースが人気の「地獄めぐり」と呼ばれているのです。
赤や青に染まった地獄やワニが飼育されているワニ地獄など、様々な地獄をみて回ることができます。
地獄めぐりで楽しんだあとに、温泉でゆっくりするというコースもおすすめです。
【長崎】のおすすめスポット
長崎県は全国的にも「ハウステンボス」が有名ですよね。
もちろんハウステンボスも、とてもおすすめな観光スポットのひとつです。
しかし今回ご紹介するのは、そんなハウステンボスではなく「グラバー園」という場所です。
グラバー園は6棟の洋風建築物を移築復元された、明治期の外国人居留地の風情が楽しめるテーマパークです。
6棟の建築物のなかでも、旧グラバー住宅は世界遺産に登録されています。
そんな日本最古の木造洋風住宅はこんなところに住んでみたいと思わせるような、レトロで可愛らしい内装や開放的なベランダが魅力的です。
またグラバー園の近くには、東洋人以外のオランダさんが通る道とされていた「オランダ坂」もあります。
長崎県は坂が多い県としても有名なため、オランダ坂も長崎ならではの観光スポットと言えます。
【宮崎】のおすすめスポット
宮崎県はプロ野球球団のキャンプ地としても、有名なため行ってみたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
宮崎県は自然が豊かな地が多く、九州のなかでも南国リゾート気分で非日常を感じることができます。
自然がつくり出した観光スポットに、今回ご紹介する「高千穂峡」があります。
高千穂峡は国の天然記念物にも指定されている渓谷です。
この渓谷は阿蘇山の噴火により火砕流が流れ込んでできたもので、7kmにも渡り高さ80〜100mの断崖が続いているのです。
日本の滝百選にも選ばれている「真名井の滝」などもあります。
遊歩道から見ることもできますが貸ボートもあるため、ボートで渓谷内に降りて間近に渓谷や滝を眺めることもできます。
【熊本】のおすすめスポット
熊本県は有名な熊本城や阿蘇山など、たくさんの観光スポットがありますよね。
今回ご紹介するのはこの2つではなく「鍋ヶ滝」という場所です。
鍋ヶ滝の落差は10mと他の滝と比べ小さいですが、横幅が約20mと広く落ちる水が透けるカーテンのように見えます。
また1番の特徴は滝の内側に入り、内側から滝を眺めることができることです。
そのことから別名を「裏見の滝」と言われています。
この美しい光景から、テレビCMのロケ地として使われたことも有名です。
鍋ヶ滝にたどり着くまでは約120段の階段を超えていく必要があります。
しかしそんな険しい道のりの石畳には、ハート型の石が5つ隠されています。
それを見つけながらいくと、すぐに到着してしまうかもしれませんね。
毎年春には滝を裏側から期間限定でライトアップするイベントも行われています。
その時期に合わせて観光に行くのもおすすめです。
【鹿児島】のおすすめスポット
最後に鹿児島県のおすすめスポットをご紹介します。
鹿児島県でおすすめするのも「温泉」です。
しかしみなさんが想像するような、普通の温泉ではありませんよ。
どんな温泉なのかというと指宿の「砂蒸し温泉」というものです。
砂蒸し温泉は、浴衣を着て砂の中に身体を埋めます。
あったかい砂に埋もれて、心地良くてうとうとしてしまうこと間違いなしです。
また砂の重さと温泉の効果もあり、身体のなかの老廃物が大量の汗とともに流れ出てきます。
砂蒸し温泉では浴衣やタオルの貸し出しもあるため、手ぶらで行くことができるのも魅力のひとつです。
まとめ
九州7県それぞれのおすすめ観光スポットいかがでしたか?
現在はコロナウイルスの影響もあり、気軽に旅行できない状況が続いています。
しかし計画を立てることは今でもできます。
私は計画を立てている瞬間が1番楽しく感じます。
ぜひいつか行けることを信じて九州の旅行を計画してみてください。
ひとり旅は、時間を気にせず自分だけで行動できることが醍醐味だと思います。
バタバタ時間に追われるような計画ではなく、まったり自由にひとり旅を楽しんでくださいね。